オーストラリア vs 日本 比較
先日、ZOOMの会議で驚くべき事を告げられた。5月からは2週間に3日間だけ働けばいいのだと! 強引すぎるオーストラリアの営業禁止令 オーストラリアでは日本よりも厳しいウィルス感染防止策が取られている。3月下旬から、飲食店やジムなど広範囲な業種の店舗…
The Big Shortという映画を観たことがあるだろうか? (邦題:マネー・ショート 華麗なる大逆転 オーストラリアでもNetflixで日本語字幕付きで観れる。) 2008年頃の世界金融危機を前もって予測し、空売りに賭けた人々の話である。 彼らが空売りを仕掛けた頃…
オーストラリアの不動産屋とテナントの会話… 不動産屋 「今回の家賃のお支払いがまだですが」 テナント 「その件で相談なんだけど…」 不動産屋 「はい」 テナント 「家賃の支払い日を給料日の翌日にできないかな?」 不動産屋 「可能ですけど」 テナント 「…
知り合いのオージー 「自己破産は最高だよ♪」 私 「そうなの?」 知り合いのオージー 「前は5万ドル以上借金があったけど自己破産で今はきれいさっぱり」 私 「何か不都合はないの?」 知り合いのオージー 「特にないよ♪ だからウチの姉も自己破産したよ♪」…
リーマンショックの直後。確定拠出年金の運用成績を同僚と比較… 私: 外国株中心のポートフォリオで壊滅 同僚A: 日本株中心のポートフォリオで撃沈 同僚B: 日本円定期預金一択で独り勝ち 世界金融危機で過度に進んだ円高により、同僚Bは世界資産家ランキン…
旧ソ連加盟国出身者との会話… 私「日本では在学中に就職活動をして、3月に学校を卒業すると4月から一斉に働き始める」 旧ソ連加盟国出身者「なんて素晴らしいシステムなんだ!」 私「なんで?」 旧ソ連加盟国出身者「わたしの国では、学校を卒業しても就職…
日本で働いていたとき。とある部署にて… 私 「Aさん、この仕事を頼んでもいいですか?」 正社員A 「はあ? 何でわたしが? ぶつくさ…」 別の日。今度はBさんのところへ 私 「Bさん、この仕事を頼んでもいいですか?」 非正規社員B「はい、喜んでー!」 オー…
私と経理担当者(シドニーの職場)の会話… 私 「来期から給料を毎月10万円以上差し引いて、年金口座に入れて欲しいんだけど」 担当者「え? なんで?」 私 「そっちの方が得だから」 担当者「でもそんなことしたら65歳まで引き出せないよ?」 私 「もちろ…
過去記事「羨ましすぎるオーストラリアの年金①」で、オーストラリアの福祉が手厚いことを述べた。 それに対して、 ―どうせ税金が高いに決まってる。 というのが普通の反応だろう。 まず、消費税に相当するGSTは10%で日本と同程度だ。 それでは収入への課税は…
前回の記事「羨ましすぎるオーストラリアの年金①」で、オーストラリアのAge Pensionが国民年金に比べ極めて有利であることを述べた。 今回は積み立て方式のSuperannuationを紹介する。 Superannuationは会社が負担 サラリーマンの場合、企業が給料の9.5%分を…
前回の記事「移民に働かせてビーチでカクテル」で、移民はオーストラリア生まれの人よりも高収入な人の割合が高く、オーストラリア政府は「してやったり」とほくそ笑んでいると紹介した。 その後、私は、彼らがほくそ笑む真の理由をオーストラリアの年金に見…
日本人の海外在住者が「働き方」について語るとき、幾つかのパターンがある。 ヨーロッパでは仕事のやり方が効率的で、残業する人など皆無である。合理的で効率的だから労働生産性が高い。それに比べて日本では無駄な会議が多く意思決定も遅い。ダラダラ残業…
今月上旬、日本に帰省した。 海外在住者はまともな日本食に飢えている。 別に高級食材が食べたいわけでなく、普通レベルの刺身や寿司で十分だ。 だから泊まったホテルの近辺を物色してさっそく海鮮丼が食べられる店に入った。 店では外国人(東アジア系では…
二年前、日本に帰省した際に京都旅行をした。 しばらく行っていなかった京都は、いつの間にやら海外からの旅行者でいっぱいになっていた。 名所を回るためにバスを利用したのだが、これまた外国人観光客ですし詰めになっていた。 というのも、市バスの一日乗…
前回の記事で「移民に家と車を買わせろ」と書いた。 家と車が高い買い物の代表だからそう書いたわけだが、これまた机上の空論に聞こえただろうか? ―ぽっと出の移民に家が買えるわけないだろ、と。 実際のところ別に買えなくてもOKなのである。 人口減は織り…
移民と言えば労働力、労働力と言えば移民… 日本では、移民は労働力として議論される。 将来の生産年齢人口減(労働力不足)を補うために移民に頼らなければならないということである。 私にはどうしてもこのロジックが理解できない。 消費の主役は生産年齢人…
シドニーに住んでいたとき、賃貸物件を内覧(インスペクション)するのが土曜日お決まりのアクティビティだった。 借りるつもりもないのに、冷やかしで見に行くのである。 (思わぬ効用だが、これによって物件を見る目が養われた。) オーストラリアで賃貸物…
オーストラリアのアパートメントは、中身の機能性はさておき、デザインが洒落ている。 日本のように直方体がズドーンと建っているわけではない。 コスト高になってもデザインに凝った方が売れるのだろうか。 その辺の事情は分からないが、少なくとも日本より…
「稼ぎたければオーストラリアに行け」 ヨーロッパのワーホリメイカーたちの間では、それが合言葉になっているらしい。 「ファーム(農場)は稼げる」 ワーホリの日本人がYoutubeでそう言っているのを見たこともある。 2004年に語学留学していたとき、周りの…
「オージーはレイジー」 2004年にシドニーで語学留学していたとき、周りにいるワーホリの日本人たちがそう言っていた。 これはまず、語呂が良い。 またオーストラリアに住んでいると、オージーの仕事っぷりに関するトンデモ話をしばしば聞くことになる。 だ…
私が日本で勤めていた会社は輸出企業だったこともあり、ご多分に漏れず グローバルマインドがぁ! を連呼していた。 にもかかわらず、その概念についての説明はなかった。 我々は標語のようにそれを唱え(させられ)ていた。 そこでは、「グローバルマインド…
今や我々は地球上で最も裕福になった オーストラリアの雑誌やネットでこのような一文を見かけるようになった。 棚から牡丹餅 ある指標においてこれは事実である。 GFC後の世界的金融緩和で、持ち家や投資物件の資産価値が高騰したのだ。 左:大人一人あたり…