オーストラリアで不動産投資
私は頭を抱え悩んでいた。年利12%の不動産投資ファンドが存在するのなら、自分で個別物件に投資する必要などあるのだろうかと。 過去記事「いくらでもある優良な投資先 in オーストラリア」 個別物件への投資はかなり手間がかかる。労働とさえ言える。 過去…
Moneyという雑誌に質問コーナーがある。一般人からの投稿にPaul Clitheroeというマネーの専門家が答えるのだ。それを読むとつくづく「オーストラリアって裕福な人が多いんだなあ」と思う。そこでの典型的な質問はこんな感じだ。 1.「私の年収は$130,000で…
不動産は言うまでもなく高い買い物である。よくよく吟味してから買うべきだ。ところが最近私は、現地で内見することなしに中古物件を買った。(厳密にはライブビデオで見た。)オーストラリアで不動産投資を検討している人にとって、また自宅を購入する人に…
私はこの2020年を神妙な気持ちで迎えた。 「今年は中国発のとんでもないことが起こるかもしれない」 元日、私は禊(みそぎ)のためにMornington半島の先端まで車を走らせた。そして浜辺で冷水を浴びて身を清めた。 アレは本当にやって来るのか? 落ち着かな…
少し前、芸能人による #検察庁法改正案に抗議します というtweetが話題になった。この件について私は詳しくないが、芸能人のtweetに唐突感があったために様々な憶測を呼んだ、と理解している。(違う?) さておき、SNSを使ったデモ活動は今後主流になるのか…
オーストラリアではつい最近まで、国家ぐるみのネズミ講が行われていた。あなたも知らぬ間に、この巨大な陰謀に巻き込まれていたかもしれない。 誰でも知っている情報をネタに家を売りつけて来る人たち 不動産業界の人たちが使う殺し文句に「オーストラリア…
Googleで「政治家 公約」と入力すると「守らない」が検索の候補に現れる。日本人は政治家に対して不信感を持っているということだろう。 ここオーストラリアでは、政治家は一本筋が通っている。特に首相のScoMoは有言実行の男である。 Housing Affordability…
シドニーにいる友人の夫はStrathfieldでMortgage Broker(銀行の住宅ローンを仲介する人)をやっている。 あるとき酒も飲んでないのに、彼女がポロリと口にしたセリフが忘れられない。 「ローンを組む人のために、夫は書類を偽造している」と。 彼女は悪びれ…
オーストラリアに不動産を5軒も持っている人――そう聞いてどんな人を思い浮かべるだろうか? きっと、とんでもない富裕層に違いない。 オーストラリアに移住して来た頃の私はウブだったので、そんな風に思っていた。 しかしその後、オーストラリアというゲー…
シドニーの温暖な気候は屋外で食事をするのに向いている。 シドニーで働いていたとき、しばしば私は、弁当を持って外に出たものだ。 小春日和の気持ちのいい日だった。 職場近くの小さな公園にはジャカランダの紫色の花が咲き乱れ、テーブルに木陰を作ってい…
知り合いのオージー 「自己破産は最高だよ♪」 私 「そうなの?」 知り合いのオージー 「前は5万ドル以上借金があったけど自己破産で今はきれいさっぱり」 私 「何か不都合はないの?」 知り合いのオージー 「特にないよ♪ だからウチの姉も自己破産したよ♪」…
リーマンショックの直後。確定拠出年金の運用成績を同僚と比較… 私: 外国株中心のポートフォリオで壊滅 同僚A: 日本株中心のポートフォリオで撃沈 同僚B: 日本円定期預金一択で独り勝ち 世界金融危機で過度に進んだ円高により、同僚Bは世界資産家ランキン…
ここまで不動産投資家(自宅購入も投資と考える)をさんざんコケにしてきた私だが、実のところクイーンズランドに 投資物件 を一つ所有している。 普段、I don’t believe in property. I’ve never believed in property. と公言していた私だったが、前述の不…
人によって得意な投資は違うから、自分の得意分野を見つけろ。 ときどきそのような文言を見かける。 長らく私にはその意味が分からなかった。 目利きできる対象は人によって違うかもしれない。 しかし誰にとっても一様に、数学的に期待値の高い投資は簡単で…
私はシドニーで 不動産投資関連のMeetup に顔を出していた。 運営メンバーのPropertyへの心酔はカルト教団さながらだった。 彼らは根っからの、心の底からの不動産信奉者だったのだ。 秒速で2億円近く借金する男 運営メンバーの一人は、直近二年で2.5ミリオ…
不動産の神 運命の女神が微笑む瞬間は他にも見た。 ピークで売り抜けた人たち シドニーのアパートメントで、私の隣にはオージーのお婆さんが一人で住んでいた。 彼女は入念に売却準備を進めると(エレベーターの電球まで取り換えさせた)、2Bed 2Bath 1carpa…
不動産とは無縁だった人 シドニーの職場に、40代前半のやたらとハイテンションなオージー女性がいた。 白人女性でときどき出くわす、「その元気はどこから湧いてくるの?」という感じのキャラだ。 慎ましかった彼女 私とは、可能性のありそうなスモールビ…
私はシドニーの会社で働いていたが、転職を決めメルボルン郊外へ引っ越すことになった。 同僚のオージーに 引っ越し先は、シドニーに比べたら断然家賃が安い! と喜び勇んで語ったものである。 彼は「だったら絶対家を買った方がいい。いや、買わなければな…
不動産は酒の肴 シドニーでは友人・知人との会話で、しょっちゅう不動産の話題になった。 会う人会う人、猫も杓子も投資物件を所有している――私が移住して来て衝撃を受けた最たるものがこれだった。 中国人の頭の中 私の周りには中国人が大勢いたが、会話が…