オーストラリアでお勧めのアルバイト
Deliveroo とか Uber Eats とか
私はシドニーではCBDから一駅~二駅離れたサバーブに住んでいたのだが、Deliverooの宅配ボックスと自転車を傍らに、仲間同士でだべっている若者たちをよく見かけた。
彼らの多くは白人だったような気がする。
想像するに、ヨーロッパから来たワーホリメイカーではないだろうか。
デリバリーさせるのは搾取か
オーストラリアのネットで、Deliverooが海外から来た若者たちを搾取しているという批判を見たことがある。
しかしまた一方で、以下のような書き込みも見た。
「自分はDeliverooが好きだ。他に定職を持っていてこれ以上稼ぐ必要はないが、DeliverooをやればCoolな人たちと出会える。彼らはCoolな考えを持っているから、新しいCoolなアイデアに触れることができる」
とやたらCoolを繰り返していたことはさておき、私にはこの書き込みと、実際に近所で見かける「だべっている若者たち」が重なった。
Deliverooは完全な個人事業に見えるが、横のつながりもあるのだ。
宅配ボックスが目立つから、誰が同業者か一目瞭然なのである。
だから待機時間中に声を掛け合うこともあるだろう。
その相手はCoolな異国からやって来たCoolな人かもしれない。
前回、Deliverooに励む元大学教授について同情的に書いた。
その落差に驚いたものの、デリバリーのバイトは実はそんなに悪くないと思っている。
Deliveroo や Uber Eats の利点
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Coolな人たちと知り合いになれるかもしれない。
ワーホリや留学でやってきたあなたにとって、これが第一の目的のはずだ。
この仕事をやっているのは大抵男だから、もしあなたが女性なら、その希少性からすごくモテるかもしれない。
(美白を損ねることになるかもしれないが。しかしファームの仕事よりマシだろう。)
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体力増進できる。
ダイエットにも効果的である。
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時間の融通が利く。
好きなときに好きにやればいいのである。
これらはジャパレスとの比較だ。
私はジャパレスでのバイトにあまり良いイメージを持っていない。
ジャパレスでのバイトの問題点
ジャパレスではまず、「英語の下手なお前には他に働けるところはないだろう?」と足元を見られる。そして
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最低賃金以下しか貰えなかったりする。
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せっかく海外にいるのに、異国から来たCoolな人たちと知り合いになれない。
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定型的な英語しか使わない。
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せっかく海外にいるのに、訳の分からない日本特有の暗黙の了解に従わされ、窮屈である。
私はデリバリーをやっている人物の中に、日本人らしき人を見たことがない。
(中国人ならいっぱい見た。彼らには独自のアプリがあり、中国語の書かれた宅配ボックスを運んでいる。)
だからあなたがこの記事を読んで興味を持ったなら、ぜひチャレンジしてみて欲しい。
しかし私はデリバリーの仕事をしたことも、ジャパレスで働いたこともない。
だから実情と違っていたらごめんなさいと予め謝っておく。