英語を話せないのには理由がある①
同僚のオージーによると、
日本人は英語一番下手よね
そしてそれよりちょっとマシなのが韓国人、とのことだ。
痛いところを突くものだ。
「本人の前でよくもズケズケと」と思ったが、本人の前だからこそ悪気はないのかもしれない。
客観的事実を述べただけ、といったところだろう。
そして悲しい哉、その認識は私が日頃感じていることと全く同じなのである。
語学学校でも、日本人は最も喋れないグループに属する。
文法や単語に多少詳しかったとしても、喋りにおいては他国からの学生の後塵を拝する。
流暢に話す中国人はよく見かけるが、それと同レベルの日本人には滅多にお目にかからない。
これは一体どういう訳だろう?
そこでGoogleに訊いてみることにする。
英語が話せない根本的な理由
Most difficult language もしくは Hardest language で検索するのである。
つまり英語話者にとって最も難しい言語は何かという問いだ。
幾つもの研究?結果があるが、日本語は常に上位のグループに入る。
https://theculturetrip.com/asia/japan/articles/the-10-most-difficult-languages-in-the-world/
このサイトでは以下のように明言している。
According to the Foreign Service Institute,
Japanese is the most difficult language for a native English speaker to learn.
中略
If you meet a native English speaker who learned Japanese to any degree of proficiency, give him or her a pat on the back.
「もし日本語を習っている人に会ったら、背中を軽く叩いて(労って)あげよう」
と締めくくっている。(笑)
Vice versa 「逆もまた真なり」である。
英語の文法構造が日本語と丸っきり異なるから、日本人にとって英語はとてつもなく難しいのだ。
(いろいろ考察があるが、文法の問題だと私は信じる。それについてはまた後日。)